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2006年4月 3日 (月)

春に

 4月は、スタートの季節だけれど、自分の誕生月でもあるので、毎年いろいろ思う。満開の桜の木にもいろいろな思い出があって、繰り返しこの季節が来るとよみがえってくる。子供の成長も当然この季節が節目になっているけれど、自分の成長もまた同じように節目を迎えてきた。うれしいやら不安やら複雑な季節である。
 毎年、この季節になると思い出す景色に、うららかな春の日差しの下で、谷に向かって散っていく桜の花びらというのがある。山の中腹にある満開の桜に下でお弁当を食べながらとても幸せなひと時だったのでが、今となっては二度と帰らない時を思い出すので物悲しい思い出にひとつになってしまった。いまでもあの場所に帰りたいと思うこともあるけれど、場所自体忘れてしまっている。歳を取っていくというのは、余分なことを忘れて、きれいな部分だけを残していくことなのかもしれない。

 娘が社会人の一歩を踏み出すことになった。いろいろあるだろうけれど、できれば後から振り返って悔いのない道を歩いてほしい。「君ならできる大丈夫」という言葉しかあげられるものはないが、無責任に言っているのではなく、全幅の信頼を置いているのだと思ってほしい。親は、生きている限り子供の後ろ盾になるけれど、最後にはいなくなるものだから、独り立ちするためのおまじないの言葉として覚えていてほしい。

 さて、私も転勤になり、職場が新しくなる。毎回職場が変わるたびに新しい仕事が始まるが、不安と期待ががっかりに変わる期間が早くなってくるように思える。そのたびに自分を奮い立たせるのが難しくなってきた。前の職場を去るにあたって、わが社の外のかたがたが私を多少なりと評価してくれたのが、救いであったけれど、その前の職場のときも同じだったことを思うと、う~ん娘に明るい未来図を話してやれないのがつらいなぁ。

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